FBPA-PET検査を実施いたしました
2014年06月20日
当センターではPET検査を用いた最先端医療への取り組みとして、京都大学・大阪大学・大阪府・熊取町と連携してBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)の推進に取り組んでおります。
その中で当センターでは、BNCT実施前検査として18FBPAという薬剤を用いたPET検査を行い、がん細胞へのホウ素薬剤の集積度合を把握する役割を担っています。
そしてこの度、6月17日に当センターでの最初の18FBPAを用いたPET検査を行いました。
BNCTは、BNCT推進事業が関西イノベーション国際戦略総合特区の32事業のうちの1つとして位置づけられるなど、将来のがん治療を担う新しい治療法として注目されており、各方面から期待されています。その中で、今後も当センターがBNCTの推進の一助となるよう、今後ともスタッフ一同、力を合わせて取り組んでまいります。
Posted by HIMC at 12:53